住居の種類
多くの場合、WGに住む人が多いです。WGとはWohngemeinschaftの略で、いわゆるルームシェアです。
キッチン、お風呂もしくはシャワー、トイレが共用で、個々の部屋を持つという形が多いです。
他にも1人暮らしや学生寮、中にはホームステイという形もありますが、ホームステイをしている人は聞いたことがないため、基本的にはWG、1人暮らし、もしくは学生寮に住むことになります。
家賃関係の用語
die Miete — 家賃
Kaltmiete — 諸経費を含まない基本家賃
Warmmiete — 諸経費を含む家賃
Kaution — 敷金・保証金
Vertrag — 契約
befristet — 期限付き
unbefristet — 期限なし
Gemeindebau / Wiener Wohn-Ticket — 市営住宅関連
Genossenschaft — 住宅協同組合
Garçonnière(ガルソニエール) — オーストリアでよく使われる、ワンルーム・1部屋タイプの小型住宅を指す言葉
探し方
- WG-GESUCHT
WGはWG-GESUCHTというサービスを介して探す人が多いです。
ここからウィーン市内のWGを探すことができます。
住んでいる人や出る予定の人が投稿をするので、人柄や趣味、暮らしのことなどが書かれています。 - Willhaben
もしくはWillhabenで探すこともできます。
ここでは不動産を買うこともできます。メルカリのような機能もあります。
仕事も探すことができるため、重宝しています。 - Wien-no-wa
オーストリア在住日本人のコミュニティです。
ここでは物件が空くことをお知らせしてくださる方もよく見かけるので、日本人とWGをされたい方にはお勧めです。
以前はウィーンの森の散歩道という掲示板がありましたが、現在は使えない状態になっています。
筆者が実際に見つけた方法
- WG編
ウィーンに来た時は、ウィーンの森の散歩道で物件を探して、日本人と同居のWGを見つけました。
メールで家賃や内装の写真などをお願いして決まりました。家賃(Warmmiete)は毎月€450程度だったので、かなり良心的な物件だったと思います。
- 1人暮らし編
1年経った頃に1人暮らしをしたいと思い立ち、Willhabenで物件をいくつか見繕って連絡しましたが、その時はタイミングが合わず一度断念しました。
しかし、やりとりをしていた大家さんのうちの1人が私のドイツ語の丁寧さを気に入り、空いたら教えてあげるからということでWhatsAppを交換し、希望の条件を伝えていたらちょうど当てはまる物件があったためそこの内見をして、住むことに決めました。その物件はWarmmieteが€730です。価格としては相場より安いです。もちろん大きさや間取り次第ですが、私の部屋は42平米で2部屋の物件です。
ウィーンでの物件探しは難しい?
選ばなければ簡単です。
が、日本人コミュニティ外で探そうとすると、英語もしくはドイツ語でのコミュニケーションが必須になります。
また、8,9,18,19区などの物件はかなり人気で、家賃の安い物件が出ると何百件も連絡が来たりするそうなので、実際に住むのはかなり難しいです。
3月と10月からセメスターが切り替わるため、その時期より数ヶ月前から家探しをすることをお勧めします。
家探しでの注意点
- Gemeindebau、Wohnticket と書かれた物件
→Wohnticketとは、公共住宅に住むために必要なもので、特定の条件を満たすことで獲得できますが、ほとんどの学生の場合は該当しないため、これが書かれた物件には住めないため要注意です。
多くの場合は相場より安い家賃であるため魅力的に見えます。。 - Genossenschaftと書かれた物件
→Genossenschaft(ゲノッセンシャフト)は、住宅協同組合などが提供する住宅です。一般的な賃貸住宅より家賃が抑えられていることも多い一方、入居時に Finanzierungsbeitrag(建設費等への負担金)として数千〜数万ユーロ程度のまとまった金額 が必要になる場合があります。
また、物件によっては組合への加入や一定の入居条件が設定されているため、Willhabenなどで家賃だけを見るのではなく、初期費用や応募条件を必ず確認しましょう。
Finanzierungsbeitragは通常の敷金(Kaution)とは異なり、退去時に一定の減額をしたうえで返還される仕組みのものもあります。
家賃が相場よりかなり安い物件を見つけた場合は、GenossenschaftやGemeindebauではないか確認することをおすすめします。
1人暮らしについて
ウィーンで留学生がいきなり一人暮らしをするのは可能です。ただしWG探しより難易度は高いです。
- WGよりそもそもの募集数が少ない
→学生向け市場ではWG-ZimmerやStudentenheimがかなり多いです。一人暮らしできるGarçonnièreや1〜2 Zimmer Wohnungは当然人気も高いです。 - 安く見える物件ほど条件があることがある
→Gemeindebau、Wohn-Ticket必須、Genossenschaft、高額なFinanzierungsbeitragなど。「500〜600€!安い!」と思って詳細を見ると、留学生には申し込めなかったり、まとまった初期費用が必要だったりする。 - 収入証明がネックになりやすい
→一般の賃貸では給与明細や収入証明などを求められることがあり、オーストリアでの固定収入がない留学生は不利になる場合がある。保証人や預金残高などで対応できるかは貸主次第。 - 良条件の物件は競争がある
→家賃・立地・状態のバランスがいい普通の民間賃貸は問い合わせが集まりやすいので、Willhabenで見つけてから何日も考えていると決まってしまうこともある。 - 表示されている家賃だけでは判断できない
→Betriebskostenがどこまで含まれるのか、Heizung、Strom、Internetが別なのかを確認しないと、実際の月額負担が想像より高くなる。 - 初期費用が大きい
→Kautionに加えて最初の家賃、家具・家電などが必要。一人暮らしはWGと違って、ベッドから照明、キッチン用品まで自分で揃えるケースもある。
予算を上げれば簡単になるわけでもなく、収入証明・契約条件・初期費用という別のハードルもあります。
最後に
いかがでしたか?
ウィーンでの1人暮らしは、仮に条件が合っていたとしても、人気であるため審査に通るかどうかは大家さんもしくは不動産会社次第になることが多いです。特に不動産会社を通して契約する場合は所得などを細かく見られるケースが多いため、学生の場合でどうしても1人暮らしがしたい場合は、個人貸しの大家さんを見つけることを強くお勧めします。
ほとんどの学生は1人暮らしではなくWGで暮らしています。WGも年々家賃が上がっています。
ウィーンではNeubauよりもAltbauの方が人気で家賃も安い傾向があります。
Denkmalについて
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